熟して英語

歳を重ねて見えてくる英語。。。日々ちょっと考えさせられる英語の色々を綴っていきます

Hattori Hanzo ....? 

     Harris is as sharp as a Hattori Hanzo blade.


↑New York Times の記事からです。


民主党大統領選候補者のdebateが行われたときの記事なんですけど、
Kamala Harris(その後候補を降りました)のdebateを評価した文。


彼女の切り返しが「服部半蔵の刀のごとく鋭かった」と言っています。


こういう例えや比喩があると内容がイメージしやすいけど、


うーん、Hattori Hanzo も KonMariさん同様、あちらで有名人?


アメリカ人が読んですぐわかるから出てくるんでしょうねえ。
Ninja大好きアメリカ人だから通じるのかしら。。。



逆に英字新聞で困るのが、アメリカのカルチャー事情とか雑学に精通していないとわからないような固有名詞が次々と出てくること。



NY Timesの記事で、KonMariさんが話すときの様子はこんな感じだと。。。


"framing the air in front of her, 
as if she were the director on "Electric Company" or 
Tom Cruise in "Minority Report."


とのこと。



frame the air。。。
目の前の空間をかたどるようにわちゃわちゃと手を動かすんだろうなあ、
と思ったけど
Electric CompanyMinority Reportも観ていないと全くピンときません。


Electric Companyは1970代に流行った小学生向けのTV教育番組とのこと。
番組に登場するdirectorの動きがそんな感じだったんですね、きっと。


それからMinority Report の youtube では、確かに主演のトム・クルーズが
SFの世界で手をわちゃわちゃ動かしてスクリーンを操作。
これも15年前の映画。


長く生きてないとアメリカの若者だってピンとこないかも?