熟して英語

歳を重ねて見えてくる英語。。。日々ちょっと考えさせられる英語の色々を綴っていきます

今日のはディベートだったのか?

先生が何度注意しても授業中おしゃべりが止まらないやんちゃな小学生のようでした。


今日のディベートのトランプさんのことです。


全くのカオスでしたね、今日のディベート。
実際多くの報道のヘッドラインには chaos, chaotic の単語が飛びかっております。



ディベート前はこれは "stateman"(長老政治家) と"showman" (ショーマン)の対決だなんて、悠長なことも言っていたCNN のコメンテーターでした。


ショーマンとしてエンターテインしてくれるトランプさんならまだよかったのですが、、、ディベートが始まってほどなくして彼のマイクをオフにできないのか、というtweetもあったくらいバイデンさんの話を遮り、自分のしゃべりを辞めない。


しまいには穏やかなバイデンさんさえもが


 "Will you shut up man?" とまで言わせる始末。
  ⤴「うるさい!」
そして
 "You're the worst president America has ever had" とも。
  ⤴「君は史上最悪なアメリカの大統領だ!」



最も気の毒だったのが進行役の Chris Wallace でした。


とうとうあまりに収拾がつかないので非常に丁重に大統領に向かってこう言った。


“The country would be better served if we allowed both people to speak with fewer interruptions,” “I’m appealing to you, sir, to do it.”
「話の割り込みを辞めていただいた方が国民のためにもなるでしょう」
「あなたにそれをお願いしているんです」


そうしたら、トランプさんは
“And him, too?” 
「彼にもね!」→(なんで僕だけ?あいつもやってるじゃん!)


“Well, frankly, you’ve been doing more interrupting,” 
「いえ、遠慮なく言わせていただくなら、あなたのほうがもっとやってますからね」



なんかこれは本当にアメリカの大統領のディベートですか?という次元になってましたね。




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